知ったかの森チャンネル情報局

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【自動運転】モビリティ2.0|オールジャパンをやめよ。(スクリプト)

おはようございます、こんにちは、こんばんは。 知ったかの森チャンネル情報局より、動画の紹介を差し上げます。

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本動画のスクリプトはこちらです。 「」がついている部分は、著書からの引用です。

しっタカくん(以下、鷹)
しったか貝くん(以下、貝)

鷹:モビリティ2.0

貝:オールジャパンをやめよ。

鷹:おはようございます、こんにちは、こんばんは。

貝:知ったかの森チャンネルです。

鷹:このチャンネルでは、知ったかぶりしがちなビジネスやテクノロジーの理解に役立ちそうな情報を提供しています。

貝:そして、知ったかぶりが無くなったり、上手く知ったかぶれるようになってもらえると嬉しいです。

鷹:ところで、しったか貝くん。今日は、「モビリティ2.0」の話だよ。

貝:「モビリティ2.0」ってなんですか?

鷹:著者の深尾三四郎さん曰く、「モビリティ2.0」とは、「都市のデータを資源とするエコシステムの重要な媒体」のことだよ。

貝:なんとなく、これまでとは違うってことが分かったけど、日本の状況はどうなのかな?

鷹:この動画では、モビリティ2.0の現状や、著者のモビリティ社会への提案を紹介するから、この動画を見た後は、きっとうまく知ったかぶれるようになると思うよ。

貝:よろしく頼む。ところで、著者はどんな人ですか?

鷹:著者の、深尾三四郎さんは、こんな人です。深尾三四郎さんは、「1981年生まれ。経団連奨学生として麻布高校からユナイテッド・ワールド・カレッジに留学。2003年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業。2014年に浜銀総合研究所に入社。国内外で自動車産業イノベーションに関する講演、企業マネジメント向けセミナーを多数行っている」とのこと。

貝:英国での留学経験とビジネス経験があるようで、日本の状況を俯瞰してみることができそうだね。

鷹:そうだね。あと、これからの紹介の前提として、本書の内容は2018年8月の情報をもとにしていることを、ご理解してくださいませ。

貝:この動画のポイントは、どういうところですか?

鷹:ポイントは2つあるよ。1つ目は、日本はモビリティ2.0の競争に遅れている。ということ。2つ目は、オールジャパンをやめて、これからすべきこと。だよ。

貝:1つずつ、詳しく頼む。

鷹:OK。まずは、モビリティ2.0の競争状況について、著者の主張を2つを紹介するよ。ひとつめは、「トヨタの自動運転車の公道実験がGMなどより遅れている」っていうこと。

貝:日本のトヨタアメリカのGMはライバル関係にある会社だよね。

鷹:そうだね。GMだけじゃなくて、グーグルの傘下の会社も引き合いに出されていて、著者はこう述べている。「自動運転領域におけるライバルをみてみると、グーグルの持株会社であるアルファベット傘下のウェイモや、自動運転エーアイのソフトウェア会社であるクルーズ・オートメーションを買収したGMに、米国カリフォルニア州での自動運転車の公道実証実験の実績で大きく水をあけられている」

貝:簡単に言うと、外国の企業ができていることが、日本のトヨタではできていないよね、と言う主張ですね。

鷹:もうひとつは、電気自動車に使われる、リチウムイオン電池についてだよ。日本ではパナソニックが有名です。

貝:パナソニックは、テレビや綾瀬はるかさんのイメージが強いけど、電池も作っているんだね。

鷹:そうだね。でも逆風もある。「リチウムイオン電池の「世界トップ」がパナソニックではなく中国のシーエーティーエルになった」らしい。

貝:シーエーティーエルってなんですか?

鷹:シーエーティーエルは、中国の企業の名前で、政府が大きな投資をしている企業だよ。

貝:OK。でも、2位ならまだまだ安心じゃないでしょうか?

鷹:そうも言ってられないようです。なぜならば、3位も中国企業だからね。2017年の車載用リチウムイオン電池出荷数量ランキングでは、1位がシーエーティーエル、2位がパナソニック、3位がビーワイディーという中国企業だよ。

貝:中国企業が多いね。オール中国の攻勢って感じがする。

鷹:そうとも言えるね。でも、そんな状況で著者は、オールジャパンをやめよ、と主張していうるよ。

貝:どうしてなの?オールジャパンでワンチームで戦った方が、ラグビー日本代表みたいに、強くなりそうだけど。

鷹:オールジャパンだと、日本の人材で、日本の市場向けに、という視点になってしまうから、良くないと考えたのかもしれないね。

貝:オールジャパンをやめて、具体的には、どんなことをすれば良いの?

鷹:まずは、「アジアから若き人材を呼び込む」ことが著者から提案されているよ。「デジタル社会で育った「デジタル・ネイティヴ」であり、世界経済の主役となったミレニアル世代を中心に、若者の頭脳と活力を取り入れることが、イノベーション創出には不可欠なのだ。」と著者は語っているよ。

貝:たしかに若い人材が多い方が、力を伸ばせそうだね。

鷹:また、「海外にも輸出可能なソリューション」を作ろう、という提案もしている。日本は高齢化社会が他の国に比べて比較的早い段階からやってきたから、対策を試すには、うってつけの市場みたいだ。そのソリューションを海外へ輸出することは、競争を勝つために必要そうだよね。

貝:そうだね。高齢化社会であることを利用した、逆転の発想で、チャンスが増えそうだね。

鷹:このような、著者の提案を踏まえて、わたしからの提案は「オールジャパンやめよう」ぜって言いふらす、です。オールジャパンにすることが目的なんじゃなくて、日本の経済が成長することとか、世界が便利になればみんなハッピーだよね、と言う視点が大事なのかな、と思います。

貝:モビリティ2.0で、生活がもっと便利になることが、今から楽しみです。

鷹:それでは、今日の動画はこの辺でおしまいですね。

貝:この動画を気に入っていただけたら、チャンネル登録、コメント、評価をしていただけると嬉しいです。

鷹:嬉しいです。

貝:それでは、またお会いする日まで、

鷹:またね。

貝:またねぇぇー。


本動画で紹介した書籍はこちらです。